一週間延期になったものの、無事に子牛の入学式を行いました。 子牛の名前は「さくら」です。桜の花のようにみんなに愛される牛になってほしいという5年生の願いがこめられています。
入学式後、運動場の方を見ると・・・。あれれ。 なぜか、さくらが三山の前を散歩していました。 どうやら柵を乗り越えたようです。 先生たちが優しく囲んで柵の中に戻しました。 いったいどうやって柵を乗り越えたのでしょうか。
逃げ出さないよう柵の上にロープがはられました。 さくらは、ときどき「もぉぉぉぉぉ」と鳴いています。 仲間の牛を呼んでいるのでしょうか。
「だめだってば、これは食べ物じゃないよ。」 さくらは好奇心旺盛です。
さくらの小屋から放牧エリアの間にあるコンクリート敷きの部分にも、さくらは糞をしていました。 こんなところにもあるなんて・・・。水で流し、ブラシでこすり取りました。
「もぉぉぉぉ」 ごはん、まだ?というような雰囲気で、さくらが放牧広場から戻ってきました。
おぉっ。そこそこ。 と言わんばかりに、気持ちよさそうなさくらです。 ナイス、ブラッシング。
子どもたちは、ずいぶんさくらの世話が上手になってきました。 「さくら、どう?気持ちいい?」 「さくら、今日はいい天気だよ。」 と呼びかけながらブラッシングしていました。 しかし、さくらは食べることに専念しています。
さくらは、小垣江東小学校での生活に慣れてきました。 とてもよく食べます。 しっぽをぶるぶる振って、ご機嫌で食べています。
さくらは、からになったバケツを口にくわえて、えさのおかわりを要求しています。 「だめだよ、さくら。えさの量は決まっているんだから」 「ワラなら、おかわりできるよ」 「もぉぉぉぉぉぉ(意訳:それは、いらない)」 おいしいものが好きなさくらです。
さくらは、夕日を受けて光る校舎を眺めていました。 何を思っているのでしょうか。やっぱり、えさのことかな?
さくらは、食いしん坊です。 部屋から草原広場まで、えさを入れたバケツを使って部屋の外へ出します 掃除が終わると、さくらを部屋に戻します。 最近、糞の量が多くなり、掃除が大変です。ふぅ。
今日もせっせと掃除に励みます。
さくらのおしりです。しっぽがあります。 しっぽの動きから、さくらの気持ちが分かることがあります。 よく観察してみよう。
「先生、大変です。さくらの糞に血が混じってます。」 さっそく先生が清水牧場の清水さんにアドバイスを求めました。 すると、しばらく様子を見ることになりました。 さくら、大丈夫かな。
昨日、赤い色の糞が出たさくらでしたが、今日は元気でした。 よかった。
さくらが、えさのバケツをけっていました。 サッカーに興味があるのかな。
さくらが動きを止めて、なにやら力んでいました。 ん。なんだ。 見ていたら。うわぁぁぁ。 ぼと、ぼとぼとぼと。たくさん糞が出てきました。 ああやって、糞をするんですね。驚きました。
さくらは、とても元気です。草の広場を飛び跳ねながら走り回っていました。
さくらの食べっぷりがすごいです。 わらのバケツを2つにしました。
さくらは、えさが少なくなっているとき、頭突きをしてきます。 お腹がすいて、いらいらしているんだと思います。 牛にとってはちょっと押しているだけかもしれないけれど・・・。 さくら、お願いだから頭突きしてこないで。
さくらは、急に動くので恐いです。 お願いだから、急に跳んだりしないでね。
さくらは、温かくてファンヒーターみたいです。 今日、はじめてさくらを誘導しました。 なかなか部屋から出てくれなかったから、困りました。
25分放課に見に行ったら、さくらがすごく興奮していました。 どうしたんだろう。
最近、さくらは牧草広場を駆け回るようになりました。 実は快活な牛だったんですね。
これがさくらの大好物です。 一回の食事でこれだけと決まっています。さくらは、これを最初に食べ始めます。
牛小屋の清掃の片付けをしています。 使った道具や長靴は水で流して洗います。 水が冷たく感じられます。そろそろ秋も終わりです。
さくらもずいぶん慣れてきました。 一緒に記念写真も落ち着いて撮影できるようになりました。
さくらは、前と比べてずいぶん人なつっこくなりました。 その分、大変です。 ドアを開けると入ってこようとしたり、からになったバケツを散らかしたり、 えさのバケツの中に糞をしたり、いろいろと大変です。
あさっての12月2日(金)は、さくらの卒業式です。 さくら、もっと牛当番したかったよ。牛当番は楽しかったよ。 会えないとさみしいよ。 当番の子どもたちは、さくらに話しかけていました。
さくらは、前よりも人なつっこくなりました。 相変わらずよく食べます。 体も大きくなりました。 いよいよ、明日12月2日(金)はさくらの卒業式です。 大好きだよ、さくら。
今日は、さくらの卒業式です。 清水さんに、卒業証書を受け取っていただきました。 最後のふれあいをし、記念写真を撮りました。 さくら、これからも元気でいてね。 清水さんのお話にもあったように、私たちはさくらの飼育を通して命を学びました。 学んだことを今後に生かしていきます。 さくら、ありがとう。そして、子牛を貸してくださった清水牧場の清水さん、ありがとうございました。