T O P活 動 内 容 | 活 動 計 画 | 活 動 報 告 | L I N K

本の修理に関する勉強会   2003年 刈谷市中央図書館にて 講師 清水司書  刈谷市立日高小学校 図書ボランティア ブックママ

本の修理方法 (ページヘルパーは「スコッチ ブックテープ」という商品名であります。38.1mm×13.7m 1000円くらいです。)セロテープだと数年たつとボロボロになるらしいです
1

本の中のページの抜け、細かい破れなどを調べ、補修します。セロテープで補修しないこと。ページヘルパーを使います。
抜けているページ、外れたページは、木工用ボンドまたは本修理用のボンドを使いつけます。
ページがばらばらになっているときは、背表紙にもボンドをつけ固めます。 クリップなどでしっかりおさえて、完全に乾くまで待ちます
5
背表紙のぼさぼさになったものや破れかかったものもボンドで補修します。ビニールテープを巻き固定して完全に乾くまでおいておきます とれかかった背表紙や破れた背表紙は、綺麗に取り除き、背表紙テープを張ります。 背表紙に本のタイトルを書きます。インデックスなどもはりつけます。 乾かしてから、背表紙より広めの範囲にブッカ-をかけます。
ブッカーのかけかた

本より大きめにブッカ-をきります。左右、上下同じくらい寸法にします。 本のおもてからブッカ-をかけます。 定規やタオルを使い空気がはいらないように貼り付けていきます。おもてが終わったらうらがわにひっくり返し、一気にはりあげます。本を閉じた状態ではりつけます。 四隅は、90度より開いた角度で切り取ります。四隅にブッカ-はりつけていきます。背表紙の幅に切り込みを入れます。背表紙のあまった部分をカットします。