資料
刈谷市立刈谷特別支援学校 第3回実践研究協議会 概要
平成30年度の開校とともに取り組んでいる「新たな肢体不自由特別支援学校づくり」(3か年計画)及び、文部科学省委託事業「学校における医療的ケア実施体制構築事業」の研究成果を報告いたしました。参加人数の制限、マスクの着用、手指消毒の徹底、人と人の距離を確保した座席配置など、感染症対策を講じながら実施することができました。参加者の皆様のご協力のもと、盛況の内に終えることができました。誠に有り難うございました。
◇学校公開・授業参観【令和3年2月12日(金)】
第5、6校時の授業を公開しました。その後、小垣江東小学校の校長先生より「小垣江東小学校の学校経営と特別支援学校との交流」、本校小中学部主事より「本校の交流および共同学習の実践」というテーマで報告をしました。
◇実践研究協議会【令和3年2月13日(土)】
校長が研究概要について説明いたしました。
《記念講演》
演題:「『主体的・対話的で深い学び』の実現に向けた授業改善」
講師:国立特別支援総合研究所 情報・支援部長(兼)上席総括研究員 横倉 久 氏
オンラインによりご講義いただきました。さらに、会場からの質問にも答えていただきました。
《第1分科会》
・有効活用される個別の教育支援計画を目指して 実践報告資料 研修報告資料
・根拠に基づいた指導を目指した簡易なアセスメントツールの開発 実践報告資料
助言者:国立特別支援総合研究所 情報・支援部 主任研究員 北川 貴章 氏
助言者の北川氏からは、リモートによりご指導・ご助言をいただきました。
《第2分科会》
・外部専門家のコンサルタント的な活用による授業改善への取組 実践報告資料
・障害乳幼児を対象とした切れ目ない支援体制の構築 実践報告資料
助言者:医療法人豊田会 刈谷豊田総合病院 リハビリテーション科 リーダー 言語聴覚士 保田祥代 氏
《第3分科会》学校における医療的ケア実施体制構築事業成果報告
・出向看護師システムの完成に向けての取組 資料
・医療的ケア児の緊急時対応に向けた体制作り 資料
助言者:愛知県総合教育センター 相談部 特別支援教育相談研究室 室長 倉知 利勝 氏
《15分間プレゼン》
本校の7名の教員が、本年度の実践を15分にまとめ、映像を交えて発表しました。
《アンケート結果》
アンケートに御協力いただきありがとうございました。集約の結果及びいただいた御意見への回答を掲載します。
本年度の研究テーマである「新たな肢体不自由特別支援学校づくり~3つの『つ』をみつめて~」は、開校からの3年間を振り返り、「これまでの実践をしっかりと、つめる」「相手の立場を考え、つながる」「小さなことでも、つみあげる」これらの3つの「つ」を、もう一度見つめ直し、参加者の皆様にお伝えしたいこと、一緒に考えていただきたいことを発表しました。今後も、本校の教訓である、笑顔・挑戦・感謝を大切に、本会で頂いたご意見やご感想も参考にさせていただきながら、児童生徒、保護者、地域のために、より充実した教育活動、研究推進を行って参ります。